当会のご紹介

日本の伝統芸能や作法を楽しく学ぶきっかけに

国際化の現代、世界中を飛び回るビジネスマンの方から、実はご自身は日本の伝統芸能をあまりよく知らないということをこっそり聞くことが多くなりました。

また、別の方からは核家族でお子さまにお行儀やしきたりを教える時間がなかなかとれない、昔はおじいさまやおばあさまが折に触れ教えてくれていたのに。と伺ったことがあります。

日本文化が身近なものから少し格式が高くなってしまったことが原因かもしれません。
この機会に日本の伝統にもう一度目を向けてみてはいかがでしょう。

詠の会は、初めて琴や三味線に触る方からご経験のある方、また小さなお子様から年齢を問わず細く長く、そして楽しくお稽古を続けられる邦楽教室です。

講師紹介

お箏や三味線を通じて、古来から伝わる楽しいお話などを織り交ぜながら日本の伝統に親しみや新鮮さを感じていただけたらと思っております。
古典曲を中心に、お弟子さんの様々なご要望をうかがいながらきめ細かくご指導します。


◆プロフィール

衣笠 詠子(きぬがさ えいこ)

田園調布雙葉高等学校卒業
東京藝術大学大学院音楽研究科邦楽専攻箏曲山田流卒業

東京藝術大学大学院アカンサス音楽賞受賞
第14回奏楽堂企画最優秀作品代表企画者
平成28年東京都教育委員会功労表彰

東京都立忍岡高等学校伝統芸能「おことⅠ・Ⅱ」教科特別専門講師、
同校箏曲部講師を20年担当、現在に至る。
東京藝術大学大学院音楽教育研究領域博士後期課程在籍

箏曲生田流宮城派を経て、箏・三味線を山田流 京極優一師、三古谷裕師に師事。
長唄三味線 稀音家一志郎師、稀音家新之助師に師事。


毎年「親子のための邦楽コンサート」開催、都内私立小学校中学校にてワークショップと模範演奏など長きに渡り日本の伝統音楽教育に深く携わる。
その他、フランス国際映画祭レセプションでの演奏、国際女性デーでの演奏、国賓御前演奏など。
東洋音楽学会会員。音楽教育史学会会員。箏曲晴友会会員。詠の会主宰。


稀音家 新之助(きねや しんのすけ)

鳥羽屋三右衛門社中の三味線方。
稀音家和喜之助師、二代目日吉小三八師に師事。
昭和 52 年稀音家新之助の名を許される。
歌舞伎の初舞台は昭和 56 年 7 月歌舞伎座『連獅子』の出囃子。
重要無形文化財<歌舞伎>、<長唄>保持者。
東京藝術大学修了。長唄研精会会員。
長唄研精会所属。


※歌舞伎出演の為、お稽古の日にちがその都度ご相談になります。
ご了解いただきたくお願い申し上げます。